【実施日時】 1999/11/5 19:00〜21:00
【場所】 白井町文化会館
【共演】 パーマネントモンキース、ザ・ポチョムキン
【参加方法】 白井町文化会館から郵送によるチケット購入
ユースケのファンになってから、始発電車に乗る機会増えたよなーと思いながら、
でも今回は自由席だし頑張るしかないよなーと会場に行ってみると、
ネットのヒトばっかりで笑えちゃいました。結局この日、昼までに会場に並んだヒトって、
ほぼネットサーファーばかりで、なんか内輪で加熱気味なのかなって、
妙に冷静な自分がいたりして。でも2列目のど真ん中の場所を
ゲットできたら、さっきまでの気分は吹き飛んだから自分でも
どうしようもないよと呆れちゃってました(笑)。会場内には、今までの
出演ドラマの主題歌が流れる中、ユーTを着つつ開演を待ちました。
さすが自由席なだけあって、前2列はほぼユーT軍団が占拠してました。
ただ開演直前になっても客の入りがいまひとつ。ヤバイよと友人と
話してると、照明が落ちてなーにも仕掛けのないまま、ユースケ登場。
■まずはごあいさつ
青のつなぎに赤いシャツをのぞかせて、黒にオレンジ系のひもの靴という
シンプルだけどセンスのいい格好。412人というもっともらしい数字を
それでもユースケらしくネタにして、笑わしちゃってくれたので、
ホッと一安心。
■コントwithピームスのメンバー4人
全体のテーマは「ユースケ・サンタマリアさんのお葬式」
式場での想い出話のあと、想い出のシーンが次々と展開されていく構成。
その場では相当ウケてたのに、帰りの電車の中ではすでに内容が
おぼろげで、シーンでしか思い浮かばなくて残念。
一番ウケていたのは「無礼講」から「スリ」にかけてのところ。
「無礼講」は、ネタ自体は「無礼講」なんか出来ませんって言いながらも
行動は「無礼講」そのものというわかりやすいネタだったけど、
最後に上司をノックアウトして、「無礼講なんて、大っ嫌いだ!」って
叫ぶところまでの間が完璧で、みててスカッとしちゃいました。
「スリ」の方は、実際のスリの現場のあと、「実はこんな恐ろしいことが
起こっていたのです。」という、ユースケのナレーションをいれ、
スローモーションで、再現。左側からスリの被害者が、
右からスリ(ユースケ)が効果音つきで登場。その後それぞれの後ろから
追っ手がナイフを手に登場。被害者側には2人が次々に切りかかり、
ユースケには1人が切りかかると共に、ユースケ自身もナイフを手に
自分自身を切りつける。最後には被害者側3人は3人とも倒れ、
ユースケはひたすら自分自身を刺しつづけ、ナレーションとして
「こんな恐ろしいことが日常では頻繁に起こっているのです。」
を入れるという終わり方。
その場では5人のパフォーマンスの面白さで笑いっぱなしで、何にも
考えられなかったけど、後からよーく考えて私が考えた解釈というのが、
「これは、スリとすられたヒトの心象風景を描いているのではないか」
ということ。実際にスリがする時にナイフでメッタ刺しなんてしない
けど(笑)、心の中で起きたことって考えると、被害者がボロボロに
なっちゃってて、でも加害者も自分自身で良心を傷つけているんだっていう
解釈ができるかなと。考えすぎかも知れないけど。そんなこんなで、
私の中では、一番印象深いコントでした。みなさんは、どう感じましたか?
■ライブ
この日の衣装は、多分自前で緑系の色のチェックのシャツにベージュ系のパンツ、
同じ色の靴でした。ちなみにパンツと靴は確かこの4日後に発売された
「週間女性」の写真と同じだったので、持っているヒトはチェックしてみて。
◆友達じゃないか
この曲が1曲目だったのは意外でした。
◆青春ヨーデルど真ん中
Call&Resは嫌いなもの。「トマト&レバ刺し」。こんなCall&Res聞いたことがない・・・
□なつかシリーズ
いろんなヒトとユニットを組んでいるので、その中からリクエストに応えたいということで、
篠原ともえとの「カロゴンズ」、トータス松本との「リュックサックス」、
山崎まさとしとの「中山崎」、スガシカオとの「シカスケ」、
木村拓哉との「眠れる森」の打ち上げでの歌というラインナップから挙手で決める......
ハズが、最初から答えは決まってて(笑)。
◆テクノロジーオブラブ〜名古屋まで2km
サビの時のボックスステップは右足から入るのが、左足からよく踏んでいる私は
間違えそうだった。最後の「ジ・エ〜ンド」で右手を挙げるのを忘れちゃった。
◆サンタマリア
歌の前にこんなコメントがありました。
「ビンゴボンゴは解散するの早すぎたなって思ってる。」
(うなずくファン)
「2025年くらいにやるといいんじゃないかってね。」
(笑うファン)
これはですね、私もユースケと同感。日本のラテンファンって
やっぱりまだ少数派で、今の時点じゃラテン音楽って1歩間違うと
「キワもの」扱いされちゃうんですよね。
でも今クラブシーンではラテンブームだって言うし(殆ど行かないけど)、
CMとかでも随分とラテンが使われるようになってるんですよ。
今の若い世代が中高年になる頃には、きっと普通に受け入れられると
私は思ってるんですけどね。でもユースケがそこまで考えて
言ったかどうかは不明(笑)。
「でも、やっぱり俺が伝えていかなきゃって思ってね。」
カッコよすぎます。
[ア・ラ・ア・ラ・エ〜♪]のCall&Resに入る前に、
Call&Res「何て言ってもユースケって言ってね」って言われた時点で、
なんて言うか予想はついたんですが(笑)。
「抱かれたい男No.1は?」「ユースケ!」ああ、やっぱり・・・
この曲の間中、私は昔自分がいた事のあるラテン音楽サークルでのライブや
イベント活動なんかのことを思い出してました。残念ながら
ビンゴボンゴがデビューする少し前にやめてしまっていて
音楽そのものから遠ざかっていたので、ビンゴのことは知っていたものの
結局CDも買わずライブにも行かずじまいでした。
まさかこんな形でビンゴの曲を聴くことになった驚きやら
リアルタイムでビンゴを見に行けなかった悔しさやら
感情がごっちゃに入り混じって歌が終わった後も暫く茫然としていました。
◆よりによってお前と
他の曲の時は踊りたがるファンですが、この曲の時は直立不動で(笑)、
食い入るようにユースケを見つめてるヒトが多いです。
◆お世話になります
前列の方はほとんどみんな踊ってた。それにしてもあの振り付けは
ムズカシイ。
◆キレてんじゃない
[天井が高い〜♪]、[車は今度買う〜♪(←後からこう歌ってたのを知った)]
さりげなく歌詞を変えていた。
◆勝手にシンドバッド
アンコールの歌もSASの曲だったけど、ラテンでした。
ピームスのメンバーがカウベル、マラカスを持って出てきて、
私も何か叩きたかった![胸騒ぎの腰つき♪]で「LOVE LOVE 愛してる」
でこの歌を歌った時みたいに、腰を回すユースケ。ラテン音楽を
演っていたヒトにしては、腰カタイなと余計なコトを考える私(笑)。
この頃には私も感傷的な気分からは吹っ切れてて、ノリまくりでした。
これが2時間だなんて信じられないくらい短かくて、ホント楽しかった。
ライブの帰り道、一緒だった友達と途切れることなくこの日のライブの
話題とかで盛り上がってたとき、まさかユースケは自宅前でパパラッチに
激写されていたとは、その時は知る由もなかったのでした・・・
(武蔵工業大学学祭ライブへつづく)。