not so パーフェクトラブ!

【放送日時】 1999/7/19 21:00〜21:55(フジテレビ系)
【場所】 府中競馬場
【共演】 福山雅治、木村佳乃、畑野浩子
【参加方法】 フジテレビファンクラブより


ロケ当日は、府中競馬場に朝の8時集合でした。エキストラはフジテレビファン クラブから約200名、放送関係の専門学校生、あとプロのエキストラの方達と かなりの人数でした。エキストラとしての諸注意を受ける中、メインキャストの 方達が次々に現場に到着してきました。ユースケはまだ?と目をこらすと、 赤のアロハシャツで登場。特に打ち合わせのようなこともしないまま、キャスト 4人で競馬場に入っていくシーンのリハーサルを始めました。興味をひかれたのが、 何度も繰り返すリハーサルの中で、ユースケが少しずつセリフを変えてみていること。 千草&みゆきの呼び方1つをとってもいろいろ変えて呼んでいました。 リハーサルが一通りすむと、テスト撮り、本番撮り、カメラチェックの順で 1カットの撮りが進行していきます。10時過ぎに午前中のユースケの出演 シーンの撮りは終わったようで午後まで休んでいたようです。その後も、 エキストラは、歩きのカットをいくつか撮って、昼休みに入ったのは、11時半 くらいだったでしょうか。あれだけの大人数分でしたが、ロケ弁はけっこう おいしかったですよ。

午後は競馬場の中のシーンを撮りました。まずはメインキャストが一人ずつ、 あれは、発声練習代わりなんでしょうか、台本の中からこの日のメイン部分を しゃべっていきます。ユースケの番になりました。ところが、妙に長い、 妙に面白い。ユースケのセリフなんだから、笑っちゃいけないと思い、 必死にこらえてたんですが、エキストラ席から地響きのような笑い声が 起こり、結局笑わされてしまいました。「ありがとうっ!」と両手を挙げて それに応えるユースケ。沸き上がる拍手。本番カットの時に納得したんですが、 ホントのセリフじゃなくって、即興コントをしてくれてたんですね。 私たちはエキストラだし、あの中にユースケのファンがどれだけいたかも わからないのに、サービス精神おう盛ですよね。

午後のシーンは、武人&千草のカットが多く、ユースケは待ち時間が多かったです。 待ち時間の間は、たばこを吸ったり(ちょっとヘビースモーカー)、共演者や スタッフの方と談笑したり(みゆきちゃんとが一番多かった。いいなあ、 みゆきちゃん)してました。特にキャスト同士は仲がよくって、 終始イイ感じで収録が行われてました。

ユースケのこのシーンの見せ場だった部分(万馬券が当たったところ)は、 4時頃に撮りました。1回NGがでたものの、ユースケのシーンは、 このカットで全て撮り終え、またもやエキストラに向かって、 「どうも、ありがとうっ!」と大声で叫び、エキストラも拍手を 送ってました。あれって、場がなごむもんですね。

メインキャストは、リュウ太&みゆきのシーン撮りの後帰られたようでしたが、 その後も、競馬場の客席部分のいろんな角度からのカットを撮り、 この日の収録が終了したのは、結局6時でした。計10時間の拘束。 それでも、放送の時に使われたのは、大体10分程度。1回分のドラマの収録が どれだけ大変かが、これだけでもよく分かりました。

エキストラ参加する前は、NG集などを見ていて、俳優の仕事で一番大変なのは、 セリフを覚える事で、その次に演技力、あと体力も必要かなあと思ってたんですが、 実際に1日体験して、思ったのは、とにかく体力が一番。演技力もたしかに必要 だとは感じましたけど、セリフに関しては、主役クラスでない限り、1カットの 間にしゃべる量は、あまり多くなくて、待ち時間の間もユースケは、特に台本に かじりついている事もなく、リラックスしている様子でした。

この日のユースケに関して他に印象に残ったのは、照明のないところで見た ユースケは、随分真っ黒になっちゃってるなあということと(笑)、 地声が随分大きい(50mは離れた所にいた時も余裕で聞こえました)なあと いうことでしょうか(笑)。あと、この日は男性のマネージャーが ついてたんですが、雨まじりの収録の中、撮りが終わると各マネージャーが それぞれの出演者に傘をさしかけるのですが、ユースケ用の 傘が黄色で目立っていました(笑)。あっそれから、午前中の撮りでかなり近い場所 だった時に「今日は、勝つぞおっ!」って大声で叫んで、エキストラのヒト達を 笑わせてくれましたね。嬉しかったです。


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